三峯神社(みつみねじんじゃ)は、埼玉県秩父市三峰にある神社
秩父神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社
とにかく、道中の道のりが険しい
二瀬ダム(秩父湖)
途中ダムの上を通って行ったりする (画像下から上方向へ)
2時間近く、一本道のしかも一車線の為、朝4時に起きて、用意して出発
現地には、7時前に駐車場に着きました
すでに、20台くらいは車が止まってましたね
拝殿の手前には珍しい三ツ鳥居がある・狛オオカミも
1つの明神鳥居の両脇に、小規模な2つの鳥居を組み合わせたものである
狼を守護神とし、狛犬の代わりに神社各所に狼の像が鎮座している
江戸時代より獣から農作物を守り、また盗賊による災難から身を守る神の使いとして、崇められてきたことが由来になっています
三つ鳥居の潜りかた
ヤマトタケルの像
随身門 ここにもオオカミ様
参道を進んでいくと、左手に立派な門構えの随身門が見えてきます
朱塗りの柱は太く堂々としており、門中の阿吽像は訪れる者の心意気を試しているかのような圧迫感
参道には、灯篭が沢山あり全て”講”からの寄付の模様
随身門を抜け100mほど進むと、鳥居があり豪華絢爛な拝殿が見えてきます
階段の左右には御神木があります 樹齢800年
左には手水舎
手水舎で、ここまで豪華なのはかなり珍しいと思う
清めて参拝へ
左右の御神木の横には、三峯神社で一番古い1対のオオカミ様
無事参拝を終えました
社殿の横には・・・・
龍神様が石畳に現れる
2012年の辰年に突如現れたと言われております
目立つ所にあるので、本当にいきなり現れたんでしょうね
三峯神社では、御眷属であるオオカミを御祈禱によって
御神札に収めたものを1年間貸し出してくれます
この御神札には生きた神犬1匹と同等の効験があり、
火災、盗難、病気などの諸厄からご家庭を守る力があると云われています
眷属様を拝借する場合は、御仮屋へ参拝しましょう
三峯神社の御眷属というのは、過酷な山上で生きる人間と、それに寄り添う自然霊の関係が基本にあるようです
そして、御眷属は狼の特性がありますから、グループ内の序列を気にするのではないかとも思います
序列とはつまり、神社さんを大切にすることが第一ということですね(三峯信仰)
御眷属にとっての三峯神社は、里親のような存在だと思うのです
これを尊重する前提だからこそ、一般のご信徒さんでも拝借した御眷属のご守護をいただけるのではないか??
御眷属拝借は、一年ごとにお返しする決まりがあるといいますが、こう考えますと、御眷属と絆を強める一番の方法は、まめに三峯神社に参拝することかもしれないと思います
摂末社の数も凄い
・御仮屋(大口真神)
・祖霊社(開山以来の歴史の祖霊、勤山者、氏子総代又各地の三峯講社関係者や講元、世話人)
・国常立神社(国常立尊・瓊瓊杵尊・神倭岩余彦尊)
・日本武神社(日本武尊)
・伊勢神宮(天照皇大御神・豊受姫大神)
・月讀神社(月夜見命)
・猿田彦神社(猿田彦命・天宇受賣命)
・塞神社(八衢彦神・八衢姫神・久那斗神)
・鎮火神社(火産靈命・水速女命・埴山姫命)
・厳島神社(市杵嶋姫命)、杵築神社(大国主命・事代主命)
・琴平神社(大物主命・崇徳天皇)
・屋船神社(屋船豊受姫命)
・稲荷神社(宇迦御靈命)
・浅間神社(木花開耶姫命)
・菅原神社(菅原道眞)
・諏訪神社(武御名方命)
・金鑽神社(天照皇大御神・素盞嗚神・日本武命)
・安房神社(天太玉神)
・御井神社(水速女命)
・祓戸神社(瀬織津姫命・速開都姫命・氣吹戸主命・速佐須良姫命)
・東照宮(徳川家康)
・春日神社(武甕槌命・天兒屋根命・齋主命・比賣神)
・八幡宮(誉田別命・息長帶姫命・比賣神)
・秩父神社(八意思兼命・知知夫彦神)
・大山祇神社(大山祇命)
・二ツ宮(大山祇命)
三峰=妙法ヶ岳 (1332m) 、白岩山 (1921m) 、雲取山 (2017m) の3山をさした
ここからは、後日談になりますが・・・
秩父三社を周って実家に、お盆で帰郷しました
なんとなくですが、パワーを感じたような気がして
三峯さん参拝での事を色々と妹に話しました
すると、妹が私も参拝したいとの事に・・・
久々に、再会したので行くなら運転するよとの事で、話がまとまりました
数日後、朝5時に起きて出発の準備をしていると
妹の娘が、ダダをコネて行きたくないとの事
そこに、オカンと弟が起きてきて何故か、一緒に行くことになりました
弟にいたっては、神社には1年に1回でも行けばいいほう
オカンは三峯さんに行くのは、何と40年ぶりだそう
一番楽しみにしていた妹は結局行けず・・・
こういうのを、縁て言うのかもしれませんね
再度参拝
三峯神社
主祭神
伊弉諾尊
伊弉册尊
所在地 埼玉県秩父市三峰298-1
群馬一之宮と、秩父・オオカミ信仰
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